クセになるほど履きやすく歩きやすいサンダル「リゲッタカヌー」など人気商品を生み出し続ける株式会社リゲッタが、本拠地である生野区に「リゲッタ生野本店」をオープン! 大阪BIGCATでのワンマンライブを大盛況のうちに終わらせたアイドルグループ「カラフルスクリーム」かのんさんが、その新店舗の楽しさを体験してきました!
株式会社リゲッタの全ブランドを展開!
既存の「RegettaCanoe南船場店」や「RegettaCanoe中崎町店」はオシャレな“ショップ”という感じですが、こちらの「リゲッタ生野本店」は木の梁や暖簾のせいか“商店”という風情があります。その雰囲気は、南船場でも中崎町でもない、株式会社リゲッタの本拠地である生野の街並みにすごくマッチしています。
そして、他の店名が「RegettaCanoe〇〇店」なのに対し、こちらは「リゲッタ生野本店」。株式会社リゲッタの全6ブランドを展開する唯一の店舗ということで、「これがリゲッタだ!」という勢いを感じます。
中に入れば、高い天井に張り巡らされた梁や木製の什器が落ち着くこしらえ。さらに土間のようなスペースもあり、外観同様に昔の商店のような雰囲気です。
「リゲッタ」の由来は「RE(再生)+下駄(ゲタ)=リゲッタ」。
機能的な履物である下駄を現代人の足にフィットするように再設計して生み出したのが、「RegettaCanoe」をはじめとする人気商品の数々なのです。
その特徴は、つま先から接地してスムーズにかかとに重心を移す下駄の特性に、丸みのある靴底という要素を加えることで生まれる優しい着地性。歩きやすいうえに膝や腰に優しいという効果があり、癖になる履き心地です。
店頭に並んでいるのは「Re:getA(リゲッタ)」、「Regeta Canoe(リゲッタカヌー)」、「2ball-ツヴォル-」、「Re:getA GLAMOROUS」、「Re:getA Work」、「Alto Libro(アルトリブロ)」の6ブランド。前述のとおり、株式会社リゲッタのブランドすべてを実際に手に取って足に履いて確かめられるのは「リゲッタ生野本店」だけです。カジュアルにも足を酷使する仕事をする人にも、さまざまな用途にあった履物が必ず見つかります!
「カラフルスクリーム」かのん、初めてのリゲッタ体験!
「Re:getA」ブランドのパンプスタイプです。
かのん 「デザインも色も可愛いです。赤はわたしのメンバーカラーなので…!」
かのんさんが選んだサイズはM。レディスのサイズは、S 22.0~22.5、M 23.0~23.5、L 24.0~24.5になっています。
かのん 「ぴったりです。先の丸みもすごくかわいい! それにインソールが柔らかくてすごく履きやすいです」
色も鮮やかすぎないのにしっかりとした赤でいい感じ!
実際に歩いてみると…。
かのん 「軽くて歩きやすい…! 軽すぎて裸足で歩いてるみたい(笑)」
独特のインソール形状なので最初は違和感を感じる場合もあるというリゲッタ商品ですが、かのんさんの足にはすぐにフィットしたようです。
次に試したのはこちらのローファータイプ。こちらも仕込まれた独特のインソールと反りあがった底の丸みがデザインと機能性としての特徴となっています。
かのん 「ステージ衣装でもローファーを履いてるので、気になって履いてみました。普段のに比べてすごく軽いしフィット感があって、びっくりしました!」
かのん 「柔らかくて、履いていけばどんどん足の形に合ってきそう。全国の学生さんにもオススメです!」
もともと柔らかく軽い靴が、歩きやすさでさらに軽く感じられるという機能性! かのんさんのみならず、多くの人が「裸足で歩いてるみたいにラクチン!」と言うのも納得です。
代表的アイテム「リゲッタカヌー」も充実
リゲッタの代名詞ともいえる商品といえば「リゲッタカヌー」ですが、こちらもメンズ・レディス共にさすがの充実度!
かのんさんが持つのはメンズとキッズの「リゲッタカヌー」。おとなも、こどもも、おねーさんも、みんなが履けるラインアップの「リゲッタカヌー」!
かのん 「お父さんはこんなゆったりした靴が好きなんですけど、足が大きくて合うサイズがあんまりないって言ってたんです。でもこれは…LLで何センチですか?」
LLだと28.5から29ですね!
かのん 「ちょうどいいかも! かわいくてサイズの大きい靴やサンダルってあまりないから嬉しいです。お父さんに履いてほしい靴ナンバー1です!」
ぜひお父さんに履いてもらいましょう! ちなみに、どの色を履いてほしいですか?
かのん 「イタリアカラーです! あ、お父さんはもっと落ち着いた色のほうがいいのかな? でもイタリアカラー、オススメです!(笑)」
イタリアカラーでイケイケな“かのんパパ”もいいんじゃないでしょうか!
さらに「リゲッタカヌー」には手塚治虫キャラクターとのコラボモデルもあります!
こちらは「ブラックジャックモデル」です。
かのん 「黒と水色の組み合わせと、この傷の部分がブラックジャックなんですね。かわいい!」
ブラックジャックの横にはピノコも欠かせません。赤と黄色の明るく元気なカラーで、ベルト部分にはピノコのシルエットが。アッチョンブリケなかわいさです!
こちらは「火の鳥」モデル。黄色と赤、そしてバックベルトの刺繍がゴージャスな雰囲気です。基本的には「できれば会いたくない鳥ナンバー1(エライ目にあうから)」の火の鳥ですが、このサンダルなら大歓迎!
そしてチンクがモチーフの「リボンの騎士」モデル! チンクの力で(?)男の子っぽい元気さと女の子っぽいかわいさを併せ持ったデザインになってます。
店頭には株式会社リゲッタ代表取締役高本やすおさんの手による冊子も置かれています。暖かいイラストとともに靴作りや足に関する情報、商品に込められた思いなどが書かれています。靴やサンダルの履き心地を楽しむ合間のひと時に、ぜひ目を通してみてはいかがでしょうか。
リゲッタ代表高本さんに、靴のこと足のこといろいろ聞いてみました
ここからは株式会社リゲッタ代表取締役高本やすおさんにお店のこと、靴のこと、さらにはアイドルならではの足の悩みのことなどいろいろお聞きしました!
かのん パンプスやローファーを履かせていただいたんですけど、すごく軽くて履きやすくてびっくりしました! また親と一緒に来て選びたいなって思いました。わたし、1歳まで生野区に住んでたのでお父さんもお母さんも生野区の人だったんです。
高本 ホンマに!? お父さんお母さんいくつ?(聞いて)僕と同じくらいやなあ…。絶対どこかで絡みあるわ(笑)
かのん 聞いてみます!(笑) だから生野区になじみがあって、来るのがすごく楽しみだったんです。
高本 うれしいなあ…。生野区が靴とかサンダルで有名な街っていうのは知ってた?
かのん 工場がいっぱいあるのは知ってました。
高本 うん、昔は雨が降って水たまりができると工場から出た油でそこら中がきらきらするくらい、工場が多い街やったんね。でもね、今は全然仕事ないんです。生野区って。みんな仕事やめるか引退するかで。だから、そういう状況で少しでも元気が出たらいいかなっていう思いで、この店もつくったんです。
かのん 来る途中、全然知らないおばちゃんに「あそこに靴屋できたんやねー」って声をかけられて、すごく話題になってるんだなあって思いました!
アイドルならではの靴の悩みも…!
高本 ダンスに使うんですよね。以前チアダンスをしている子に試してもらったんですけど、ダンス用とはやっぱり作りが全然違うみたいなんです。だからといって、今からダンスシューズとかゴルフシューズとか、そういう専門のものを僕らがいちから作るのは無理なので、どの靴にも入れられるインソールを作ってるとこなんです。今はどういうのを履いてるの?
かのん 普通の市販のローファーです。脱げないように透明なバンドをつけてるんですけど、それでも脱げちゃう時があって…。
高本 普通のローファーとかで踊ってたら角質とかタコとかできない?
かのん めっちゃなります。
高本 そうやんねえ…。いま開発してるインソールを履いてる靴に入れてもらったら、劇的に履き心地が変わると思います。ダンスの時に入れてもらったら、足が痛いとかイヤな思いは減らせるかもしれない。それでストレスがいっこ減ったら他のことにも集中できるよね。
かのん そうなったらすごくうれしいです! ブーツの時も、踊ってるうちにつま先に体重がかかって壊しちゃうこととかもあるので…。
高本 そういうのも改善できると思う。インソールは、ひとつあればどの靴にも使えるし、長く使えるしね。何をやってもヘタレない形状記憶の素材で、原料自体は別なんですけど加工は生野でやってるんです。そうや、ぜひ開発中のインソールのモニターとして使ってみてください。普通に歩くデータに関しては問題ないんですけど、踊ったりとかのデータはなかなかとれないので…!
かのん 本当ですか? みんなでしっかり使ってみたいです!
高本 インソールはね、ビブラムっていう靴底のメーカーがいろんな靴に使われてて、「靴底といえばビブラム!」っていうくらいなんですけど、そんな風に「インソールといえばリゲッタ!」って感じにできればいいなって思うんですよ。だからもっと売れた時に、「これでずっと踊ってました!」ってアピールしてね(笑)
かのん 絶対言えるようにがんばります!
高本 ライブってどれくらいの時間するの?
かのん ワンマンだと2時間くらいです。
高本 2時間やったら足もしんどいでしょう!
かのん 終わってすぐはテンションが上がってるんで気にならないんですけど、おうちに帰ったら疲労感がすごいです。
高本 無茶できる年齢やけど、足は休ませる時にはしっかり休ませてね。スポーツ選手とかでも、試合終わってロッカールームに戻った後は足を開放するのが大事なんです。しめつけられた環境で激しく動くとふくらはぎとかけっこう血が滞ってむくんだりしますから。
かのん そうなんです。むくんじゃうので、ライブの後はみんなすぐに裸足になったりしてます。
高本 そういう、激しく動いた後のリカバリーサンダルも作ってるところなんです。名前は「エリクサー」で(笑)。ほんまに、ヒットポイントもマジックポイントも回復する勢いでリカバリーできるサンダル…ってわからんか(笑)終わった瞬間にそれを履いて、足を開放して楽にしてあげてほしい。「エリクサー」はまだ開発中なんやけど、僕の中で最高傑作と思ってるルームサンダルがあるんで、ライブ後用に使ってみてください!
かのん ありがとうございます! すごくうれしいです…!
高本 リゲッタって、もともと立ち仕事の人から人気がでた商品なんですよ。看護士さんが履いた時に、1日ずっと立って歩きまわっても足がむくまなかったとか疲れなかったって言ってもらえたんです。「今までは1,980円のサンダルをはきつぶして交換するって感じだったのでが、リゲッタだとすごい楽」って。そんな風にがんばってる人を支えるのが基本の履物だから、「カラフルスクリーム」のみなさんにもぜひ使っていただいて、足を大事にしてほしいです。
かのん 足のケアにも気を使いながら、がんばります!
高本さん、ありがとうございました!
「楽しく歩く人をふやす」をマニフェストに掲げる株式会社リゲッタ。その旗艦店「リゲッタ生野本店」は、そんな想いと楽しいアイデアがいっぱいのお店でした!
リゲッタ生野本店
住所 大阪府大阪市生野区巽北3-14-20
大阪メトロ千日前線4番出口から徒歩2分。
TEL 06・6752・7640
営業時間 10:30~19:30(不定休)